独立起業を応援するサービス「ゆめかなう」「『ゆめかなう』は、どんな価値を生み出すのか」-連載第3回-

『ゆめかなう』は、どんな価値を生み出すのか

 

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全国配信LIVE 寝ている間に「ゆめかなう」を開始

 

>>前回の記事はこちら 「ゆめかなう」の活動と世界観 -連載第2回-

 

――これまで運営されてきて、どのような手応えを感じておられますか?

新しいことをする向かい風と同時に、新しい時代が後押ししてくれる追い風。6月にローンチして、エントリは徐々に増えており、例えばメルマガ自体は1000人程度に配信していると思います。

こんなコラボができないか?ですとか、こういう悩みがあるよね、とか、リクエストやお声がけもいただきますので、次の商品サービスのローンチを、焦らず、でも、どんどん出していきたいなと思います。平行して準備をしているものが多いので、常に、有志のスタッフさん募集をしております。

「「ゆめかなう」は、「ああなったらいいな」「こうなったらいいな」を実現する場です。」というステートメントがはいっているサービスなのですが、まだまだ、わたしたちの「こうなったらいいな」には、全然到達していないです。

学生インターンの方も主戦力で、どんどん取材や編集、そして編集長としての企画もできる力をめきめき現場でつけていただいて、本当に、たとえるなら全員野球!みたい。

学生の方は、起業を少しでも選択肢にいれているのなら、こういう事業を立ち上げていくフェーズの会社でインターンをさせてもらうのが非常によい経験になると思います。強気の精神、開拓精神、突破力あたりが、否が応でも鍛錬されると思います。

それから、自分よりずいぶん年上の大人と仕事をするので、論理的な説明力、会話(表現)力、文脈を察する力もついてくるようです。

それから、大人が創った社会の理不尽なところとかも。詳しくはここでは言えませんけれど、(柔軟な大人の対応の仕方に)あんなのありえな~い!ってよく若者の視点で、叫んでますね(笑)。

ダイバーシティともいわれますが、年代やバックグラウンドが異なるひとを組み合わせると、学びがおおいのではないかと思います。

 

――これまで開催したイベントや日々の運営の中で、印象に残っているエピソードがあれば教えてください。

 

多くの独立起業をされている方、独立起業されたばかりの方あたりに、まずは、スポットライトをあてたインタビューをするコーナーがありますが、わたしたちも同じ起業仲間になるので、実感や信頼感がある取材が、とても喜ばれます。

いわゆる、独立起業の苦楽あるある話や都市伝説のようなもので盛り上がります。一緒にビジネスをしたい!といってくださる方もでてきて、話がすすんでしまうこともあります(笑)。

また、取材後の記事が、月間数万PV(閲覧数)のサイトに掲載されるわけですから、ご自身やご自身の事業にスポットライトが充てられることにもなり、みなさんのやる気や、自己重要感が高まると思います。

▶「ゆめかなう」サイト スペシャル取材: kokoyuta-jp.com/special/

 

 

――「ゆめかなう」の今後の展望、目標などを教えてください。

わたしたち「ゆめかなう」では、将来的には、法人企業と法人企業、法人企業と個人事業主との知識や仕事のシェアリングができてくるような「コラボサイクル」も構築したいという世界観もあるので、活動をする中でどんどんつながりが出て、さらに取材でいろんな方々をお会いするうちに、人間関係が豊かになっていき、楽しくなりますね。

そして、独立起業を応援するサービスプラットフォームとなっていくにあたり、以下の、3つの大きな方針を大事にしようと、まず、決めています。

どこをめざすのか。どこを目指してサービスを創ったり磨いたりするのかですよね。

1.安心安全なビジネスの立ち上げ
2.着実に持続できる経営
3.失敗に寛容。チャレンジしやすいこと

です。今現在、大きくは、そのような方向。

また、「ゆめかなうサロン」と呼んでおりますが、ネットとリアルイベントの融合を図って、全国に、適切な情報が適切なタイミングで提供できるような形でサービスを構築に取り組みだしていて、秋口あたりから、トライアルを実施してみる予定です。女性ばかりでなく男性の方にも人気が高いです。

 

素敵な、ご縁がみなさんとつながるといいですよね。まだまだ、これからのサービスなので、ぜひ、みなさんで一緒に応援し合える環境を創りあげていけたら嬉しいです。今後ともよろしくお願いいたします

 

連載第3回(最終回)

 

>>前回の記事はこちら 「ゆめかなう」を、私たちは、なぜやるのか? -連載第1回-

>>前回の記事はこちら 「ゆめかなう」の活動と世界観 -連載第2回-

 

独立起業を応援するサービス「ゆめかなう」の活動と目指ざしている世界観-連載(2)-

 「『ゆめかなう』が存在する意味」「どんな価値を生み出すのか」

 

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学生インターンの平野さん。編集長に果敢にチャレンジする。

前回の記事はこちら 「ゆめかなう」を、私たちは、なぜやるのか? -連載第1回

 

――独立起業を応援するサービス「ゆめかなう」の取り組みを教えてください。

「ゆめかなう」は全国からの独立起業準備中・興味があるかた、またもうすでに事業を経営されている方が集まっています。ネットとリアルイベントの融合を図って、全国に、適切な情報が適切なタイミングで提供できるような形でサービスを構築に取り組んでいます。

今年の6月に初期リリースしサービスローンチしたばかりですが、SNS経由や口コミなどから会員は徐々に集まっており、リクエストの高いものや重要度の高いものから、知識の教授のためにセミナーや交流会等を開催するなどしています。

また、「ゆめかなう」の登録いただいている経営者の方に、その方の人生やビジネスにスポットライト充てるような取材記事配信など、取り組みも開始しています。

こちらから積極的に取材をさせていただくことで、人間関係が深まり、さらに大きな紹介を生んでいくというサイクルに入っています。将来的には、法人企業と法人企業、法人企業と個人事業主との知識や仕事のシェアリングができてくるような「コラボサイクル」も構築したいと思っています。皆で手を取りあって、日本の将来を創っていくという感覚です。

――独立起業を応援するサービス「ゆめかなう」が生み出す価値を教えてください。

これからは、「個の時代」「個の活躍」の時代ですから、新しい日本の形をつくって行くような取り組みにチャレンジしいると思っています。「ゆめかなう」は行政がフォローできていない部分を、当事者である私たちが、私たちをお互いにフォローできるようなプラットフォームとして存在していくのだと思います。

未開拓の部分が多いですから、課題などが、たくさんあり、毎日それと格闘していく日々ですが、そんな中で、素晴らしい出会いもあったりします。焦らず、一歩一歩、「個」の立ち上がりや活躍を応援しあえるようにしていきたいですね。

次回、続きは、「ゆめかなう」の今後の展望 -連載第3回-

>>前回の記事はこちら 「ゆめかなう」を、私たちは、なぜやるのか? -連載第1回-

 

独立起業を応援するサービス「ゆめかなう」を立ち上げたきっかけ-連載(1)-

 

「ゆめかなう」を、私たちは、なぜやるのか?

 

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取材をうける 独立起業を応援するサービス「ゆめかなう」運営代表のツヅキユキコ

 

※今回は、独立起業を応援するサービス「ゆめかなう」運営代表の都築が、某取材を受けた内容の連載3回です。

 

 

――「ゆめかなう」をはじめたきっかけを教えてください。

わたし自身が、前職のリクルート時代から会社をつくって(登記して)みたのが、2011年。まずは、会社とは何なのか?登記からやってみるか、という流れだったのですが、それから、6年ほど経過しました。

もともと、「創る」=「エンジニア」×「企画」という方向性を大事に、キャリアを積んでいきたいとおもっていましたので、結果として、「独立起業」という道をいま選んでいるのかもしれません。学生時代も、「文系(経済学)」「理系(工学部)」を両方卒業・修了しています。

当時の就職活動は、非常に困った経験があって、採用試験では、完全に「かわったバックグラウンドの学生」でしたし、転職では、「エンジニア(理系)」でやるのか「企画(文系)」でやるのか、どっちなの?どっちかにしたら?という視点で、見られていて、どちらもやりたいからやってきたという、そういう個性が認められないもどかしさも、感じていました。

最近の事例では、わかりやすくいうと、「星野源さん」の「文筆家であり、音楽家であり、俳優である。どれもやりたかったこと」というコメントに、とても共感しました。ああ、僭越ながら、なんか似ているって((笑))。

また、20代に、アメリカに少しだけ留学に行った時期があるのですが、その時に「アイデンティティ(個性)」をとても、大事にしてひとと付き合っているのに、とても感動した記憶があります。どの会社の何部でどんなポジションというのは、あまり自己紹介で役にたちません。相当なグローバル企業であれば、別だとは思いますが、日本ほど企業の役職などでその人自身を判断するという風土がないんでしょうね(当時の話)。

さて、独立起業の話にもどりますと、どんどん世の中は変化しており、これからの日本は、「個の時代」(個人中心型の社会)となる、なってきているのに、事業を安心安全に立ち上げていくようなサポートシステム、ケアシステムが、日本では、まだまだ整備されていないという課題があると、身をもって感じました。

実際に起業してみて、目の前の売上をあげていくこともさることながら、行政の複雑な手続きがあったり(売上とは関係ない業務負荷)、だれに何を聞くとか、判断基準は何なのかなど、一つ一つの状況やタスクで心理的な部分の負荷が高いということが、まだまだ多く存在しています。それから、ITなどのツールもどんどん進化しておりますが、ITに関するベースがない方、慣れてない方は、本当に、何をやるにしても、なにができるんだろう?どれがいいんだろう?と、お困りだとおもいます。

そんな中で、多くの個人事業主の方、法人の方などお会いするうちに、安心安全な立ち上げ、スムーズな飛躍と事業継続、そして、失敗に寛容な社会(チャレンジしやすい独立起業文化)創りに役立つプラットフォームサービスが創れないだろうか。みな手を取り合えば、できるのではないだろうか。と、日に日に強く思うようになりました。

次回、続きは、「ゆめかなう」の活動と世界観 -連載第2回-

https://kokoyuta-jp.com/staffblog/にも掲載される予定です。